論理破綻

Microsoftのホームページから。「買い換え、アップグレード、オススメはどっちだ? Windows Vista vs Windows XP 使い比べ十番勝負
買い換えとアップグレードの比較という話題と、VistaとXPの比較という話題を同時に持ち出し、読者を混乱に陥れる論理展開。10種類の項目でVista vs XPの比較を行っているのだが、すべてVistaが良いと結論付ける。そこまでは、まあ、そんなにおかしい話でもない。もともと項目のピックアップ自体がそのために行われているのだから。で、何がヘンかというと、10項目それぞれの結論が、なぜか、「Vistaがよいぞ」という結論ではなく、「パソコンの買い換え」か、「OSのみアップグレード」かという「結論」がいきなり持ち込まれていること。「勝負の最終結論
え? 買い換えとアップグレードって話題だったの? と思った瞬間、最終結論「あらゆる面でパワーアップしたWindows Vistaで貴方のライフスタイルを一新しましょう!」 と、そもそも何の話題だったか…
とにかくVistaを買えってことですな。Vistaを買うかどうか迷っている人を、パソコンを買うかどうかという話にすりかえて、カモ化すると… 恐ろしい話です。